今更コードギアスについて語る
コードギアスめっちゃ好き。
アマプラで復活までのIF作品三つ見た
残念ながら復活は見る機会がなかった……
復活のストーリー自体は見てないので何もいえないのだけど、、、
再編した叛逆三作品は本当に残念な評価をせざるを得ないと思う。
その理由はなんと言ってもシャーリーの復活に尽きる。
ギアスは起承転結と衝撃的な展開の連続(ドラマの作り方でこういう技に名前があるそうだけど忘れた)が重要な要素だった。
テレビ放送したアニメ版を見てるとわかるけど、一期も二期も中盤以降は新しい展開と登場人物の出現でパニックに陥るルルーシュをたくさん見ることになる。
コードギアスのルルーシュは学園生活を送るルルーシュ・ランペルージと黒の騎士団のゼロという二つの役割をこなしながら話が進む。
しかし、二つの役割を分け続けながらルルーシュは戦い続けられるわけもなく、親友だったスザクへの執着や周囲の人間を巻き込んでしまったことへの後悔から何度も立ち止まり、そして前に進む。
その果てにゼロレクイエムがあったんだと思う。
ナナリーが思う世界のために自分を犠牲にすることに繋がったのだと。
ルルーシュは自分に抵抗する人間や黒の騎士団と対立する人間、親兄弟を含む人たちに対して容赦ないのにも関わらず、学校の友人や長年の親友であるスザクなどの周囲の人間に対して強い執着心を持つ。
このルルーシュの持つ執着心が弱さであり、主人公として物語として精神的変化を描く重要な要素だった。
一期のシャーリーの記憶を消す回と、二期のシャーリーを失う回はそれを描くために重要なものだった。
ルルーシュにとってシャーリーはまさにゼロとしての弱さを表す存在。
ルルーシュのゼロレクイエムへの過程を一度見てる身からするとIFストーリーとはいえ、シャーリーの死がないコードギアス、ゼロレクイエムなんて……
別にギアスは嫌いじゃない。これだけ語れる作品もないだろうし、大好きなんだけど、だからこそ文句が言いたくなるところがあったというか……
復活のルルーシュ見てれば考え変わってたかなあ